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ビジネスレポート

沼津港に新たな観光スポットが誕生

沼津魚仲買商協同組合

新たな観光スポットとしての期待は大きい。

沼津魚仲買商協同組合(後藤義男理事長)が整備を進めてきた沼津港マーケットモール「沼津みなと新鮮館」が、4月26日にオープン。大型展望水門「びゅうお」、水産複合施設「沼津魚市場INO(イーノ)」などに続く沼津港の新たな観光施設として、多くの来場者で賑わっている。

同館は、静岡県が中心となり、平成14年に策定した『沼津港港湾振興ビジョン』に基づいて設置したもので、同組合が沼津魚市場の北側の県有地を借り受け、整備。あわせて施設運営を担う。

鉄骨造平屋建て(延べ床面積約1,650平方メートル)の施設外観は、船をイメージ。店内には、鮮魚・干物などを扱う組合員の物販店や飲食店、さらにはJAの地場野菜の直売所など、13店舗が入居。新鮮な海と山の幸が楽しめるほか、観光案内・休憩スペースやイベントスペースも備えた。

建物外側にはオープンデッキや約30台が収容可能な駐車場も設置した。

総事業費は約3億円で、県や市などから一部の補助を受けた。

組合では、
「沼津港は、年間100万人が訪れる市内トップクラスの観光スポット。みなと新鮮館のオープンを機にさらに集客が期待できる。新たな観光スポットとして、市内外に広くアピールしていきたい」としている。

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沼津魚仲買商(協)