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静岡県中央会が「経営革新推進賞」受賞

堀川県産業部長(左)にお礼を述べる佐野会長と指導員。

静岡県中央会は、4月16日、県内初となる静岡県「経営革新推進賞」を受賞した。

同賞は、中小企業の経営革新計画作成を支援する商工団体や個人を顕彰するため本年度、県が制定したもので、年間15件以上を支援した団体や3件以上の支援を行った個人が対象。

4月28日に静岡市内で開かれた本会理事会席上で授賞式が行われ、堀川知廣静岡県産業部長から、佐野光治会長と4人の指導員に表彰状が手渡された

佐野会長はお礼とともに「今後も常に中小企業の立場に立ち『やる気のある企業』、『チャレンジする企業』を全力で応援していく」と抱負を述べた。

経営革新計画は、中小企業新事業活動促進法に基づき、新商品の開発や新サービスの導入など新たな事業にチャレンジする企業を支援する取り組みで、県から承認を受けた企業は、税制や金融など各種支援が受けられる。

平成20年度、県内では過去最高となる300件が承認された。

本会は平成19年度より、県から地域中小企業支援センターの指定を受け、経営革新計画の承認申請の窓口となり、会員組合や組合員企業の経営革新計画の作成支援から申請受付まで一貫したサービスを実施。昨年度は27件の承認を支援した。

本会では受賞を契機に、今後も組合や関係機関、コンサルタント等とのネットワークを活かし、承認申請企業の掘り起こし・支援に力を入れていく。

経営革新とは…

事業者が新たな事業活動に取り組み、経営目標を設定、経営の相当程度の向上を図ること

新たな事業活動とは…

  • 新商品の開発または生産 
  • 新役務の開発または提供
  • 商品の新たな生産または販売の方式の導入
  • 役務の新たな提供の方式の導入その他新たな事業活動

新たな事業活動経営の相当程度の向上とは…

次の2つの指標が3〜5年で相当程度向上すること

  • 「付加価値額」または「1人当たりの付加価値額」の伸び率が9〜15%以上 (年3%以上の伸び)
    付加価値額=営業利益+人件費+減価償却費
  • 「経常利益」の伸び率が3〜5%以上(年1%以上の伸び)
    経常利益=営業利益-営業外費用