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ビジネスレポート

優良外食産業表彰で農水省総合食料局長賞を受賞

吉原給食事業協同組合

石破農水大臣(前列中央)と記念撮影する山本理事長(後列右から2人目)ら受賞者。

農林水産省が主催する優良外食産業表彰の表彰式が4月21日、東京都の帝国ホテルで行われ、吉原
給食事業協同組合(富士市・山本尊久理事長)が快適給食サービス部門で同省総合食料局長賞を受賞した。

この表彰制度は、多様な食事ニーズに応えたフードサービスの提供や環境問題への配慮など創意工夫を活かした事業に取り組む外食事業者を表彰するもので、今回が17回目。審査は、国産食材安定調達部門や地産地消推進部門など8部門で行われ、全国の19事業者が農林水産大臣賞、総合食料局長賞を受賞した。

同組合では、6種類のメニューを日替わりで提供し、1年を通じ同じ組み合わせがないようにするとともに日替丼やめん鍋などメニューに幅をもたせるよう工夫。また3年前から食物繊維を毎日安定的に摂取できるヘルシー弁当を提供するなど、健康な食生活の推進にも貢献。さらに弁当直売店における地元産の減農薬や規格外等の野菜・果実の販売を通じた地元農家の応援など、幅広い活動が高く評価され表彰された。

組合の宇戸好幸専務理事は、
「この受賞を機に、お客様のニーズに合った献立の研究や食の安全・安心に、より一層取り組んでいきたい」と語った。