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ビジネスレポート

駅前商店街が“100円ショップ”にはや変わり

袋井駅前商店街協同組合

組合員自慢の商品やサービスが100円で提供された。

袋井駅前商店街協同組合(比那純理事長)では、昨年12月19日、20日の2日間、「袋井駅前100円商店街」を開催した。

この催しは、前年まで開催していた「年末青空市」に代わる新たなイベントとして、各店舗のお勧め品やサービスを100円で提供しようと同組合が企画したもので、食料品、雑貨、衣料、医薬品、時計宝飾、スポーツ用品などの小売店から、飲食店や美容院まで幅広い業種が参加。JR袋井駅から約500メートル伸びる商店街全体が100円ショップにはや変りした。

ラーメンやステーキ、ケーキ、惣菜や衣料、雑貨、さらには3分間マッサージなど各店の目玉商品が100円とあって、各店舗前には長蛇の列ができ、開店からわずか10分ほどで売り切れる店も。

商店街を訪れた買い物客からは、「楽しい」、「家計に助かる」などの声が上がっていた。

組合では、
「不況を吹き飛ばそうと企画した。商店街をもっと身近に感じてもらうきっかけになれば。これからも仕掛けづくり、話題づくりに取り組んでいきたい」と意欲をみせた。