静岡県中小企業団体中央会Shizuoka Prefectural Federation of Small Business Associations. |
昭和43年10月1日 |
CHUOKAI MONTHLY 2009 February No.663 組合トップセミナー・新春交流会
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中央会主催による組合トップセミナー・新春交流会が1月14日、静岡市のホテルセンチュリー静岡で組合関係者や行政関係者など250人が出席し、開催された。
セミナーでは、ジャーナリストの三神万里子氏が、「連携の手法とおさえるべき潮流」と題し講演。新春交流会では、組合代表者らが一堂に会し、決意を新たに飛躍を誓い合った。
来賓を代表してあいさつに立った関東経済産業局 滝本徹総務企画部長は、
「国は意欲ある中小企業の更なる飛躍を積極的に支援している。静岡県には、中央会はじめレベルの高い中小企業支援機関が多く存在する。中央会は、身近な支援機関として支援の幅をさらに広げ、一層のリーダーシップを発揮して欲しい」と期待を寄せた。
つづくセミナーでは、ジャーナリスト、キャスター、信州大学大学院客員准教授など多方面で活躍する三神万里子氏が新たな連携の潮流やその可能性を語った。
主催者を代表してあいさつに立った佐野光治新会長は、
「“百年に一度”と言われる不況下、中小企業をめぐる経営環境は危機的状況にあるが、これを乗り越えるためには、知識と技術を結びつけ、共同で事業を行う組合の果たす役割が極めて大きい。本会は会員の期待に応えるため、役職員一丸となり、“機敏”かつ“全力”で取り組む」と決意を述べた。
来賓の塩谷立文部科学大臣は、
「“経済第一”を掲げる麻生政権では、できうる限りの経済対策を進めている。厳しい今こそ、ピンチをチャンスに変えるときだ。中央会も佐野新会長のもと、中小企業のため全力を尽くして頂きたい」とあいさつした。
ついで、石川嘉延県知事は、
「本県には、ものづくりを支える多様な基盤技術力が集積する。これらは新たな産業に欠かすことのできない技術として大きな期待がもたれている。行政、産業界、支援機関が一体となり新産業や新技術を創出していこう」と呼びかけた。
天野一県議会議長は、
「中央会の蓄積したノウハウや人材、情報のもつ価値は大きい。今後も情報の結節点としての役割に期待したい。県議会も中小企業の応援団として全力で支援していく」と述べた。
県市長会会長の小嶋善吉静岡市長は、
「静岡市をはじめとする地方自治体は、国や県との協調のもと、中小企業者向けの新たな融資制度を設けるなど、全力で中小企業支援に取り組んでいる。景気が一刻も早く上向くことを期待したい」と語った。
その後、自民党県支部連合会副会長原田令嗣衆議院議員の音頭で乾杯が行われ、出席者は新たな年の飛躍を誓い合った。
なお、司会をフリーアナウンサー協同組合舎鐘の片川乃里子さんが1部、2部を通じ務め、式に華を添えた。
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中小企業静岡(2009年2月号 No.663) |
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