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事務局 多士済々

“オールマイティ”な事務局を目指して

静岡県室内装飾事業協同組合
鈴木勇司事務局長

静岡市内の家具メーカーを定年退職後、平成16年8月、組合に就職した。

「人材銀行に求職の申込みに行った日がちょうど組合の面接日で、そのまま組合に直行(笑)。とんとん拍子で組合入りが決まりました」。組合に関する予備知識ゼロで飛び込んだ事務局。

「事務仕事に不安はなかったので軽く考えていたのですが、仕事の間口が驚くほど広いことをすぐに感じました」と振り返る。

県内240社の室内装飾事業者で組織する組合の事業の大きな柱は、組合員に対する防炎ラベル支給事業である。

「不特定多数が利用する施設には、防炎性の高い内装材の使用とそれを証明するためのラベルの貼付が義務付けられています。そのラベルは国が認める機関でしか発行できません。本県でそのラベルを扱えるのが当組合なのです」。

ラベルの発行枚数は、年間10万枚にも及ぶが、就任早々その管理にパソコンを取り入れた。

「就任当初は、シール1枚1枚に認定番号や企業登録番号をハンコで押す手作業で、判が曲がったり、ムラがあったりする上に、膨大な時間がかかっていた」とすぐにパソコンを導入。その判断は事務効率の大幅向上に直結した。

組合員のスキルアップのための研修事業も積極的に仕掛ける。

「いろいろな会合に出席して、いいな思った企画があったら、どんどん取り入れる。やりたい企画は多いですよ」と意欲は満々だ。

「事務局の役目は、県内の各支部に満遍なく目配せをし、事業を円滑に進めるお手伝いをすること。そのためには“オールマイティ”でありたいと常に思っています」。

「仕事中は、座っていることが多いから」と“一日一万歩”を心がける。

「徒歩通勤はもちろん夕食後の散歩も日課。いつ頃からやっているかって?思い出せないくらい前から」と笑う。