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新会長に佐野光治氏が就任

「専心努力していく」と力強く述べる佐野新会長

本会では1月14日、静岡市駿河区のホテルセンチュリー静岡で臨時総会を開催し、昨年10月に他界した井上光一会長の後任に、会長代行を務めてきた長泉工業団地協同組合の佐野光治(みつじ)理事長を選出した。任期は平成22年6月まで。

就任のあいさつに立った佐野新会長は、
「大きな柱であった井上前会長の後を担うことは、身の引き締まる思いだ。中小企業を取り巻く経済状況は極めて厳しいが、こうしたときこそ組合組織の必要性や意義を再認識し、互いに協力し難局を乗り切っていきたい。組合の支援機関である中央会は、その役割を全うするよう機能を強化し、会員の期待に沿えるよう専心努力していく」と抱負を述べた。

佐野会長は大正12年、旧富士郡岩松村(現富士市)生まれ。昭和28年、有限会社旭洋工業製作所を設立し、中小企業経営に邁進。同37年には株式会社に組織変更し、現在の企業基盤を築いた。

また、東芝機械協力(協)(昭和41年〜61年理事長)、静岡県東部商工(協)(同47年理事長、61年より会長)、長泉工業団地(協)(同51年〜理事長)など数多くの組合活動にも積極的に参画。

昭和41年には本会理事に就任。平成8年からは副会長を務めていた。

なお、新会長選任と併せて理事欠員に伴う役員補充も行われ、新理事に沼津魚仲買商(協)の後藤義男理事長と県商工(協)の望月浩理事長が就任した。