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ビジネスレポート

技術と資格を身につけ建設学院を修了

建設業の未来を担う6人の修了生と来賓ら。

職業訓練法人静岡県建設業能力開発協会・静岡県建設学院 土木施工科の平成20年度修了式が3月13日、藤枝市の同学院で行われ、浜松市や富士市など遠方からの通学者を含む6人の訓練生に技能照査合格証書が授与された。

挨拶にたった梅原秀夫会長は、
「これからの建設業は、顧客への提案能力が求められる。ここで学んだことを磨き、さらに高い技術や技能を身につけて欲しい」と述べた。

続いて衣川克郎校長は、
「この1年間で身につけた技術を明日から現場で活かして欲しい。活躍を期待する」と激励した。

訓練生は、4月から9月までの半年間、同学院で学科と実技の訓練を受け、後半は現場で実習を重ね、20を超える資格を取得した。

同訓練法人は、県下の土木工事業者など76社で構成。現場中堅技能者の養成を目的に昭和54年に設立され、県重機建設業工業組合との連携のもと運営されている。

事務局を担う同工組の山川安豊専務理事は、
「車両系建設機械運転技能講習をはじめ、県内では当学院のみで実施している講習も多い。リスクアセスメントを導入した職長・安全衛生責任教育など、安全重視のカリキュラムも大きな特長。新分野への離転職希望者に対しても学科や実技を総合的に訓練しているので、興味のある方はぜひお問い合わせ頂きたい」と述べた。

TEL 054-644-2722

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県重機建設業(工)