「デジタル110番」発足

静岡県電機商業組合

発足にあたり決意表明する組合員代表。（写真左上） 片瀬理事長から、支部代表者を通じ、認定証が授与された。（写真右下）

静岡県電機商業組合（片瀬勝理事長）では、4月1日に「家電困りごと相談センター『デジタル110番』」を発足させた。これに先立ち3月13日、静岡市のグランシップで、組合員や家電メーカー販社、放送局関係者ら150人が出席した発足式を行った。

「デジタル110番」は、平成23年7月の地上アナログ放送から地上デジタル放送への完全移行を前に、全国電機商組連合会が音頭をとり、全国に設置を進めているもので、中部地区では、本県電機商組がトップを切って立ち上げた。

消費者からの地上デジタル放送に関する相談を幅広く受け、県下の組合員が直接訪問。有料で相談に応じる。行政など関連機関ともタイアップし、老老世帯や高齢独居世帯への配慮など、地域貢献にも力を注ぐ。

同組合の片瀬理事長は、

「現在、県内全世帯のおよそ6割に相当する80万世帯が地デジに対応できていない状況にある。3年後に迫った地デジへの全面移行前後には、視聴者からの問合わせが殺到することが予想される。混乱を防ぐためには、早めの対応が不可欠だ。地域に密着した『まちの電気屋』ならではの、きめ細かいサービスを心がけていく。ぜひ気軽にご相談頂きたい」と述べた。

加盟登録店は、組合発行の登録認定証とのぼり旗が目印。

デジタル110番 受付時間（土日祝日を除く）午前10時から午後5時
フリーダイヤル 0570-010186（携帯電話の方は054-289-5977）

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