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新設組合・読者プラザ

新設組合紹介

文化財修復のプロが連携

協同組合静岡文化財保存修理センター
静岡市葵区 組合員6人
山口聰太郎理事長

県内には徳川氏や今川氏にちなむ多くの文化財が存在する。その貴重な文化財の修復には、高度な技術や知識はいうまでもなく、高い理念やより最適な材料の選択眼などが求められる一方、材質などにより専門分野ごとに分業するケースが多く、修復技術は、それぞれの専門分野の中で培われ、“職人技”として伝承されてきた。

こうした中、当組合では、古書蹟や絵画、染織品、写真など貴重な文化財の修復を手がける6事業者が、互いの専門性を活かし、伝統技術を踏まえて技法や材料の科学的調査や研究を行っている。さらに、東海地震の危険が言われる静岡にあって、災害発生時には素早い連携の元に、被災文化財の救済が行えるよう、事業者でのネットワーク構築を目指している。

また、文化講座の開催を通じて、楽しみながら、文化財の保存の重要性を伝え、静岡の文化と歴史を守る一端を担っていく。


読者プラザ

心強い育児サークルの仲間たち

遠州織物工業協同組合
松井祐子

私は、育児サークルの会員になって10年近くたちます。出産後も同じ職場で育児休暇を頂きながら、中2と小4の子育てと仕事を続けています。サークルでは、最初子供を預けあう「相互託児」の活動をしていて、途中働くママの会を発足し保育園や学童保育のことを調べ、私も実際に話を聞きに行きました。

現在このサークルは、母親のための「自分探し・自分育て」の場として、月3回の講座の中で、育児の不安を分かちあい、お互いに励ましあっています。このサークルの仲間は、心に寄り添って話を聴いてくれ共感しあい、勇気付けられる言葉を返してくれるので、ほっと出来てうれしくなり元気になれます。そんな時間を過ごせる“あんふぁんて”の会員でいて良かったなと思います。今までは会報を読む側が多かった私ですが、自分でも発信して関っていき、これからも仕事と子育ての両立を頑張っていきたいです。