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ビジネスレポート

幾多の苦難乗り越え創立50周年を迎える

日新協同組合

100人を超える列席者が創立半世紀の節目を祝った。

日新協同組合(梶本忠恒理事長・静岡市清水区)は、2月29日、静岡市清水区のマナーハウスエリザベートで創立50周年記念式典・祝賀会を開催した。

式典には、川田史郎 株式会社日立製作所名誉顧問(元代表取締役副社長)や石津尚澄日立アプライアンス株式会社代表取締役、商工中金、中央会ら来賓、組合員など合わせて104人が出席し、創立50年の節目を祝った。

あいさつに立った同組合の梶本理事長は、

「日立清水協同組合として設立され、50年の輝かしい歴史の節目を迎えることができた。この半世紀をふり返ると幾多の苦難に遭遇したが、その都度、日立製作所や商工中金をはじめ関連機関のご支援ご指導、また、その時代における組合員の協力によって、現在まで発展を続けることができたことを深く感謝申し上げたい。本日は50年を祝うと同時に次の50年に向っての出発点でもある。組合のスローガン“新価値創造へ挑戦”を忘れず、より充実した存在価値の高い協同組合を目指して鋭意努力してきたい」と述べた。

来賓からは、地域経済への貢献や組合員、歴代役員の功績を称える祝辞が寄せられた。

同組合は、日立製作所清水工場(現 日立アプライアンス株式会社清水事業所)の取引業者らが、金融事業や教育情報事業などを通じ、経営の合理化や社会的地位の向上を目的に、昭和33年2月設立。

昭和61年に労働省による時短推進援助事業の県内第一号の指定や平成4年には、「中小企業労働力確保法」の認定を受け、全国初となる労働力不足対応設備リース事業に取り組むなど、人材確保を中心に積極的に事業を展開している。