世界最先端のメイク技術が間近に

ビューティーしずおか協同組合

県中西部地域の理・美容業20名で組織するビューティーしずおか協同組合（掛川市・久保田治良理事長）では、本年度、中小企業庁の「若者と中小企業とのネットワーク構築事業」の採択を受け、7月23日、掛川市のパレスホテル掛川で「美容の魅力発信とマッチングフェア」を開催した。

同事業は、地域の中小企業の魅力を若者や学校などに発信し、地域レベルでの中小企業の人材確保を支援するため、中小企業庁が公募したもので、今年度は全国で26件が採択された。

今回実施されたフェアは、その第一弾として行われ、美容師を目指す専門学校生や高校生ら約80人が参加した。

フェアは、メイクアップセミナーと企業案内・就職相談の2部構成で行われ、セミナーでは、フランスから招いたパリ・コレクションのメイクアップデザイナー、フランソワ・レグディ氏がメイクを実演。

世界を舞台に活躍する同氏の「オリジナルアーティスティックメイク」やパリコレクションで流行が予想される「2007〜08秋冬パリコレクショントレンドメイク」、会場からモデルを募るプチメイクなどを次々と披露。参加者は、間近で見る世界最先端のメイク技術に釘付けになっていた。

久保田理事長は、

「今後も、教育機関や美容所での職場体験や組合員合同企業説明会・就職相談会の開催などを通じ、業界の魅力を訴えるとともに、地域で活躍する人材の確保や育成に力を注いでいきたい」と抱負をのべた。

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