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ビジネスレポート

「静岡県建具フェア2008」開催

静岡県建具工業組合

組合員からの54点の力作が出品された。

静岡県建具工業組合(谷口泰幸理事長)主催の「第39回静岡県建具フェア2008in御殿場」が6月1日、御殿場市民会館で開催された。

同フェアは、来年6月に本県で開かれる「第54回全国建具組合連合会・静岡大会」のプレ展示会として実施されたもので、平成14年以来6年ぶりの開催。

伝統技術を活かしながら斬新なデザインを取り入れたものや生活環境、福祉に配慮したもの、新素材を用いたものなど、職人の創意工夫が随所に光る力作54点が出展された。

最優秀賞にあたる静岡県知事賞には、掛川市の佐次本木工の作品が選ばれた。

また会場では、ものづくり親子体験や住まいの耐震講習会、防犯講習会、地元木材の展示コーナーなど木の良さをアピールする多彩なイベントが催され、家族連れなど1500人の来場者で賑わった。

組合では、
「来年、本県で開催される全国大会を前に、組合員がそれぞれの技を競い、互いに切磋琢磨することで技能向上を図ることが大きな目的。また、多様化する消費者ニーズをいち早くつかみ、販促につなげることも狙いのひとつ。高齢者や障害者の方にも安心して住める豊かな住生活の向上に貢献していきたい」と話した。