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ビジネスレポート

「静岡ひな人形供養祭」開催

静岡雛具人形協同組合・静岡県節句人形製造協同組合

設置された祭壇に手を合わせる参列者。

僧侶による読経の中、焚きあがる人形。

静岡雛具人形(協)と静岡県節句人形製造(協)は5月10日、静岡市の安倍川河川敷で「静岡ひな人形供養祭」を開いた。

同祭は、破損したり、飾らなくなったひな人形や節句人形を供養したいとの声に応え、昭和34年から毎年5月に開催しているもので、今回で48回目。

静岡市の臨済寺の僧侶3人による読経の中、参列者は焚きあがる人形に手を合わせ、焼香した静岡市を中心に約700世帯から持ち寄られたひな人形や節句人形は、トラック4台分、4500体を超え、うち 約50体が荼毘に付された。残る人形は読経供養のうえ、市の焼却場に運ばれた。

組合では、
「静岡はひな人形やひな具の全国的な産地。人をかたどり、魂を宿した人形を、これからも手厚く供養していきたい」と述べた。