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特集

平成19年度 中央会通常総会
新たな連携をめざして
地域資源を活かし地域経済の活性化と組合振興を

平成19年度の中央会総会が5月28日、静岡市のホテルセンチュリー静岡で開催された。総会には花森憲一県副知事、県議会副議長の吉川雄二県会議員、県市長会会長の小嶋善吉静岡市長ら来賓、組合関係者合わせて230人が出席した。

地域資源を活かした地域経済の活性化と組合振興策を組み合わせた事業への取り組みや創業・新連携・経営革新・地域ブランド戦略など、近年の重点施策に対応した事業を盛り込んだ新年度の事業計画ほか、全8議案が承認された。

230人を超える組合関係者らが出席した。


総会を見守るご来賓


主催者席に揃う中央会役員

力を結集し、中小企業全体の底上げを

あいさつに立った井上会長は、「景気が上向いているといっても、ひと握りの大企業の話で、中小企業を取り巻く環境は、依然厳しい。こうした時こそ、力の結集、団結が必要だ。互いに手をとり、肩を組み、中小企業全体の底上げを進めていきたい」と呼びかけた。

来賓の花森憲一県副知事は、「県では、産業部を設置し、業種・産業の垣根を越えた一元的な支援体制のもと県内産業を支えていく。中央会には、経営革新や新連携、ものづくり高度化事業などへの積極的な取り組みや専門的立場からの支援を通じた産業振興を期待したい」とあいさつした。

ついで吉川雄二県議会副議長は、「地域経済の発展のためには、産業の大きな柱である中小企業の振興が欠かせない。中小企業振興は、県政の最重要課題。最大限の支援をしていく」とのべた。

また、小嶋善吉県市長会会長は、「行政と中央会は産業振興の両輪。地域経済活性化のために、自治体も企業立地促進や地域の商工業振興、新たな産業の育成などに積極的に取り組む。組合も地域経済の指導的役割を担って欲しい」と期待を寄せた。


「事業や支援を通じた中央会の産業振 興に期待したい」花森憲一県副知事


「団結し、中小企業全体の底上げを進めていきたい」井上会長


「組合に地域経済の指導的役割を担って欲しい」小嶋善吉県市長会会長


「中小企業振興に最大限の支援をして いく」吉川雄二県議会副議長


議長には、中央会の梶本忠恒副会長(県機械金属工業(協連)会長)、副議長には、(企)針谷建築事務所の高田雅司理事長が選任された。