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特集

平成18年度 中央会通常総会
共同事業の新展開や新連携など支援
地域や企業の課題解決にも力点置く

平成18年の中央会総会が5月30日、静岡市のホテルセンチュリー静岡で開催された。鈴木雅近県副知事、野澤義雄県会議員、戸本隆雄焼津市長など来賓、組合関係者ら合わせて250人が出席した。 組合事業の新展開や傘下企業などの新携、経営革新支援を進めるほか地域や企業個々の課題解決にも重点をおく事業計画が承認された。 役員改選では、井上会長など正副会長が再選されたほか、理事45名、監事3名が選出された。

団結強化、新たな連携を

あいさつに立った井上会長は、「わが国は社会的にも経済的にも大転換期を迎え、中小企業もまさに踏ん張り時にきている。我々はこうした時にこそ地域産業の担い手としての心構えをもち、団結強化や新たな連携を図る必要がある」と抱負をのべた。

来賓の鈴木雅近県副知事は、「これまで県は、中央会と密接な仕事を通じて県政の舵取りをしてきたが、今後も中央会や組合の指導力を発揮いただき、県の産業をさらに牽引してほしい」と期待感を示した。

ついで、県議会議長の代理として野澤義雄県会議員(商工労働企業委員長)は、「新分野進出や新連携支援など中央会への期待は大きい。また、中小企業の振興は県政の最重要課題であり最大限の支援をしていく」とエールを送った。

また、市長会を代表して戸本隆雄焼津市長は「地域間競争が叫ばれる中、地域の魅力を高め競争に勝ち抜くには地場産業の活性化が必要。自治体としても新連携や経営革新支援に対し協力を惜しまない」との考えをのべた。

総会に出席した250人の組合関係者ら。

総会を見守る来賓の皆様

 

議案審議を待つ中央会役員席