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ビジネスレポート

茶祖三国師に新茶を献上

静岡茶商工業協同組合

和田理事長(写真)ら3人が献茶した(上)。
茶室では抹茶がふるまわれた(下)。

静岡茶商工業協同組合(和田宜久理事長)は、4月30日、静岡市葵区の臨済寺茶祖堂で茶祖に感謝し、業界の発展を祈願する「献茶式」を執り行った。

組合員や業界、行政関係者ら約50人が列席するなか、和田理事長、岩崎功全国茶商工業協同組合連合会理事長、熱川裕静岡市経済局長が、茶祖堂に祀られる静岡茶の茶祖に新茶を捧げ、茶業振興と発展を祈った。

同茶祖堂には、宋から茶の種子を持ち帰り、日本茶栽培の歴史を開いた栄西禅師、静岡市栃沢出身で静岡茶の礎を築いた聖一国師、草庵式茶道の創立者とされる大応国師の三国師が祀られている。

献茶式終了後、茶祖堂隣の茶室「壷中庵」で抹茶がふるまわれた。

同献茶式は、組合が創立された昭和23年から60年にわたり続けられている伝統行事。当初は臨済寺本堂で行われてきたが、昭和43年に有志により茶祖堂が建立されてからは、ここで執り行われるようになった。

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