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匠の技を一堂に

「静岡県建具フェア」を開催
                        
静岡県建具(工)   


▲オープニングセレモニーで挨拶する青島理事長
 静岡県建具工業組合では、五月十三日から十七日の五日間にわたり、 静岡県建具フェアを富士市「富士市民センター」で開催した。
 同フェアも今回で三十四回を迎え、県下一円の組合員からの代表作品五十四点が出展され、磨かれた匠の技を披露した。
 建具業界は住宅着工件数の減少や洋風化などにより苦境が叫ばれているが、特に今回は消費者との接点に重点を置き、親子の巣箱作り教室や組子の講習会なども併せて開催。また、入場者の一部には先着順で組合員手製のまな板がプレゼントされた。
同時に、建築設計士や工務店など、関連業者へもその技術と建具のよさをアピールした。
 今年の傾向としては、「特に木目や肌触りの良さを前面に打ち出したものや木材資源を大切にしようとする姿勢から間抜材を積極的に活用した建具製品も目立だった。」(青島理事長)
 十四日には、業界、行政代表者による慎重な審査が行われ、静岡県知事賞、市長賞など各賞を決定、最終日の十七日に授賞式が行われた。



▲磨かれた技に見入る入場者



▲会場には県内の代表作品54点が展示された。


中小企業静岡(1998年 6月号 No.535)