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平成10年度
静岡県中小企業団体中央会 通常総会
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難局打開に向け新対策打ち出す
五月二十九日、平成十年度の中央会通常総会が、静岡市「ホテルセンチュリー静岡」で開催された。 事業計画では、後継者対策、中小企業の危機管理対策などの事業に積極的に取り組む基本方針を確認するとともに、組織化推進、不況対策、金融対策など十項目の重要テーマを打ち出した。
また、任期満了に伴う役員改選では、井上会長が再任されたほか、新役員四十七名が選出された。
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▲「一層の団結を」と語る井上光一会長 |
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変革の時代への対応を
第四十四回に当たる中央会通常総会。会場となった「ホテルセンチュリー静岡」には、静岡県知事をはじめ四十二名の来賓、約二百六十名の組合代表者が出席した。
定刻一時三〇分。今回は、去る五月三日に逝去された鈴木將司副会長に対し、全員で黙祷を捧げてから開会。
主催者を代表して挨拶に立った井上光一会長は、「厳しい経済状況が続き、金融機関の貸し渋りだけでなく、企業の方にも借り渋りが出てきているほど立ち直るのが容易でない状況にある。日々変化の時代にあって、 政府に頼るだけでなく、中小企業が一層団結を強化し、難局を切り開いていかなければならない」と決意を語った。
続いて、来賓を代表して石川嘉延県知事は、「変化の激しい時代にいかに速く、的確に対応するかが問われている。組合
の役割、そして、情報や指導などの面で、中小企業を支援する中央会の役割はますます重要だ」と激励。また、県議会を代表して川口久一県議会議長、県市長会からは小島善吉副会長(静岡市長)がそれぞれ祝辞を述べた。
議案審議に当たっては、本会副会長でもある長泉工業団地(協)佐野光治理事長が議長に、清水鉄工機械工業(協)伊藤克哉理事長が副議長に選任され、議案審議が運営された。
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▲議長に長泉工業団地(協)の佐野光治理事長[左]、副議長に清水鉄工機械工業(協)伊藤克哉理事長[右]が選任された。
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▲祝辞を述べる石川嘉延県知事
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