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天然酵母黒米パンに優良賞

ぞうさん(企)


▲審査をうける組合の渡辺理事。


▲優良賞を受賞した  
「天然酵母黒米パン」

 静岡県食品産業協議会が主催する十六年度「しずおかふるさと食品評価会」で、同組合の「天然酵母黒米パン」が優良賞を受賞した。
 同評価会は、昨年の十二月十七日、静岡市のツインメッセ静岡で行われ、四テーブルに分かれた二○人の評価委員が、出展者へのヒヤリングを加えながら合計四八品目の評価をした。
 評価項目は、「味」「価格」「原料」「添加物」「デザイン」「ネーミング」「表示」「独創性「資材(包装)」の九項目で、評価委員がそれぞれ採点した。最高は百点満点。
 その結果、同組合の天然酵母黒米パンは高い得点をあげ、県知事賞、農業水産部長賞、同協議会会長賞に続く優良賞を受賞した。
 受賞商品は、北海道産百%の強力粉と無農薬・堆肥栽培の黒米粉など、塩以外は全て国産材を使用。味や食感の良さはもちろんのこと、低カロリーでヘルシーな点も特徴だ。九六○p一本が三一五円で小笠郡菊川町仲島一丁目の組合店舗などで販売されている。
 審査を受けた渡辺富士江理事は、
「受賞はとても励みになります。一口で、質の違いがわかっていただけるはず。ぜひ、多くの皆様に味わっていただきたい」とのべた。



中小企業静岡(2005年2月号No.615)