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第1回ものづくり日本大賞 名人募集


 政府は新たな総理大臣表彰制度として「ものづくり日本大賞」を創設いたしました。この制度は、我が国の産業・文化の発展を支え、豊かな国民生活の形成に大きく貢献してきた「ものづくり」を着実に継承し、さらに発展させていくため、製造・生産現場の中核を担っている中堅人材や、伝統的・文化的な「技」を支えてきた熟練人材、今後を担う若年人材など、「ものづくり」に携わっている各世代の人材のうち、特に優秀と認められる人材に対して内閣総理大臣賞を授与するものです。

【表彰の対象分野】
(1)産業・社会を支えるものづくり
[1]製造・生産プロセス
 生産技術の抜本的効率化など、製造・生産工程において画期的なシステムや手法の開発・導入によって生産革命を実現させた個人もしくはグループを表彰します。
[2]製品・技術開発
 高度な技術的課題を克服し、従来にない画期的な製品・部品や生産技術の開発・実用化を実現させた個人もしくはグループを表彰します。
[3]伝統技術の応用
 伝統的な技術の工夫や応用によって、革新的・先進的な製品・部品や生産技術の開発・実用化を実現させた個人もしくはグループを表彰します。
(2)文化を支えるものづくり
 「文化庁長官表彰」の被表彰者のうち、文化財の保存活用及び芸術文化を支えるものづくりにおいて特に優れた実績を有する個人もしくは団体を表彰します。
(3)ものづくりを支える高度な技能
[1]ものづくりの現場を支える高度な技能
 「卓越した技能者の表彰(現代の名工)」、「優秀施工者国土交通省大臣表彰(建設マスター)」、「海事関係功労者表彰」の被表彰者のうち特に優秀であると認められる個人を表彰します。
[2]ものづくりの将来を担う高度な技能
 「技能五輪国際大会」の金メダリストを表彰します。

【候補者の募集】
(1)募集の方法
・表彰の対象分野のうち、「(1)産業・社会を支えるものづくり」分野については、受賞候補者を公募します。「(2)文化を支えるものづくり」及び「(3)ものづくりを支える高度な技能」については公募はいたしません。また、「産業・社会を支えるものづくり」でも一部の業種は公募の対象外となります。対象業種などの詳細については「応募要領」をご覧下さい。
・応募は候補者本人が行うのではなく、候補者を推薦する方(推薦者)が2名の賛同者を得て、申請して下さい(候補者本人による申請は認められません)。
・1推薦者が推薦できる候補者は1名もしくは1グループに限ります。
・推薦者は応募書類を作成し、郵送にて申請してください。応募方法に関する詳細は「応募要領」をご覧下さい。
・応募要領と応募書類は(社)日本機械工業連合会のホームページからダウンロードが可能です。(http://www.jmf.or.jp/mono/)
(2)募集期間
 平成17年1月17日(月)〜平成17年3月11日(金)まで(当日消印有効)
(3)応募資格
・候補者となる個人またはグループは、原則として現役の勤労者とします。
・既に国家栄典(叙勲、褒章)を授与されている方は受賞の対象外となります。中央省庁もしくはその他の機関(地方自治体、業界団体など)で実施している表彰制度の受賞歴を有する方は対象外とはなりません。

【お問合せ先】
 (社)日本機械工業連合会
 〒105-0011 東京都港区芝公園3-5-8
 TEL:03-3434-5381  FAX:03-3434-2666
 E-Mail mono@jmf.or.jp



中小企業静岡(2005年2月号No.615)