|
|
特 集
|
高齢者数が若年者数を抜く
常用労働者の年齢構成では「四五〜五四歳」が最も高く二四・三%。続いて「二五〜三四歳」の二三・五%、「三五〜四四歳」の二○・四%の順となっている。
また、六○歳以上の高齢労働者は全体の九・八%に一割に達し、「二四歳以下」の若年労働者の九・五%を上回り、高齢労働者の増加と若年労働者の減少が顕著に現れる結果となった。(表1)
職種別労働者数では、「正社員」が最も高く七八・二%。」。以下「パートタイム労働者」が十四%、「派遣労働者」「アルバイトその他」がそれぞれ四・四%、三・四%と続く。
|
■若年労働者と高齢労働者の全従業員に占める割合の推移
24歳以下
|
平成14年度
|
11.6
|
60歳以上
|
平成14年度
|
8.1
|
平成15年度
|
10.4
|
平成15年度
|
9.1
|
平成16年度
|
9.5
|
平成16年度
|
9.8
|
|
「良い」は六・三%増、「悪い」は十七%減
経営状況について聞いたところ、「良い」と回答した事業所は十五・九%で、前年調査より六・三%の増加。過去五年間の中でも最も高い数字となり、反対に「悪い」と回答した事業所は三九・四%で十七・三%減少した。(表2)
「良い」と回答した事業所を業種別に見ると、トップに「金属・金属製品製造業」の三六・八%。これに「機械器具製造業」の二九・三%、「対個人サービス業」の二七・六%が続く。反対に、「悪い」と回答した事業所を業種別に見ると、「小売業」の七一・四%、「窯業・土石業」の六八・四%、「設備工事業」の六四・三%と、小売業や建設関連業で不振を示す事業所が多かった。
|
|
|