ネットサーフィング
富士の叫び
フラッシュ
特集
インフォメーション
クローズアップ
Q&A
ネットワーク
東西見聞録
組合百景
読者プラザ
編集室だより

空き店舗利用。「自由空館・蔵」オープン   (新潟)

 新潟市の商業関係者でつくる異業種交流団体「新潟あきんど塾」は、空き店舗を活用した多用途スペース「自由空館・蔵」をオープン。
 ”自由空館”は一部土蔵造りの二階建てで、延べ床面積は約一六〇平方。。格子窓を取り入れるなど、土蔵の雰囲気を生かしたユニークな造りにした。
 一階には米や文房具、衣料などの物販フロアのほかにパソコンを設置したサロン「インターネットカフェ」を開設し、新潟に関するさまざまな情報を提供する。二階は資料室やミーティングルームとして開放する。
 あきんど塾では、中心商店街のにぎわいを取り戻すと同時に新潟の情報発信拠点としたい考えだ。

相次いで防災設備導入   (東京)

 東京都内の商店街で、老朽化した街路灯やアーケードの撤去、建て替えに伴って防災設備を拡充する動きが相次いでいる。
 板橋区の成増商店街振興組合では、今年の夏に建て替える予定のアーチに、停電になっても一定時間消えない照明を組み込み、お客や住民の避難を助ける。さらに、新アーチは支柱の太さを現在の約二倍にしたうえで、さびなどの腐食に強い塗装を施す。
 また、杉並区の南阿佐谷すずらん商店街振興組合では、消化器を支柱に収納した街路灯を導入する。
 阪神大震災を教訓に、顧客が安心して利用できる商店街を目指していく。

再生紙を使ったトイレットペーパーを販売   (新潟)

 機密文書の再利用に取り組むセキュリティリサイクル事業協同組合は、再生紙を使ったトイレットペーパーの一般販売に乗り出す。
 商品名は「コアユース・古紙光(こしひかり)」。使いきった後にボール紙の芯が残らない新タイプで、取り換えや回収の手間が省ける。
 これまで芯の部分にも紙を巻き、専用ホルダーに差し込む製品はあったが、新タイプは芯部分に穴が開いているので、普通のホルダーに取り付けられる。
 同組合では、ごみのリサイクル事業という観点から、広く市場で理解を求めたい、としている。


中小企業静岡(1998年 6月号 No.535)