平成五年度から高度化賃金を活用して建設をすすめてきた清水工業団地(協)(清水市宍原)が、このほど竣工。四月二一日、清水市のマリベール清水で記念式典と祝賀会が行われた。
清水市内で機械器具の製造や卸、サービス業を営む十九社が、住工混在からくる工場の拡張難等に対応し、さらに異業種という特性も生かしながら、生産機能を高度化することを目的に団地進出を計画。現在十七社が進出を果たし、九年度中に、残りの二社が団地に入る。
今年度末で五年間の工事期間を経ることになる当団地は、敷地総面積約十六万五千平方?。総事業費約八八億四千万円(内高度化借入約五六億七千万円)となる見込み。
団地内には、組合会館のほか、特定の動植物が自然の中で生息する公園(ビオトープ)が設置されている。
近い将来、第二東名のインターチェンジが団地に隣接してできる計画があるなど、今後、ますます注目を集めそうだ。
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