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ビジネスレポート

卸団地にエスパルスフットサル施設

(協)沼津卸商社センター

全国的にも珍しい卸団地内に建設されるフットサル場。清水エスパルスの情報発信拠点としても重要な役割をはたす。

11月2日、同組合敷地内に清水エスパルス直営のフットサル施設がオープンした。

卸売団地内にフットサル施設が建設されるのは全国的にも前例のないことで、卸団地の用途の多様性を示す事例として注目されそうだ。

用途地域は、商業地域で660坪の敷地に縦36メートル、横17メートルの全天候型人工芝コートを2面確保するとともに2階建クラブハウスと7台の駐車スペースなどを併設した。

同施設は、静岡市清水区に続き、県内2ヶ所目の建設。サッカーを通じたスポーツコミュニティーの拠点として、サッカースクールの開催やフットサル事業の運営、Jリーグ・アカデミー育成センターの運営などを行なう。また施設内には沼津市のエスパルスオフィシャルショップが移転するなど、県東部地区における清水エスパルスの情報発信拠点としても重要な役割を果たす。

当団地の魅力は、恵まれた立地と環境面にある。東名沼津インターやJR沼津駅、三島駅などから至近距離にあり、伊豆半島への交通網も充実。スクール生の確保がしやすく通いも容易だ。

また、団地内なので、夜間営業による騒音や照明など地元住民からの苦情の心配もない。

同組合の杉山修事務局長は、「エスパルスの進出は当団地にとっても歓迎したい。熱心なオファーをいただき、当組合としても進出いただくことを決めた」と語った。