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木材の品質向上で需要拡大へ
森林組合と木材組合が組合設立
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(協)静岡乾燥木材加工センター
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高品質の地域木材の安定供給を目的とする(協)静岡乾燥木材加工センターの創立総会が、昨年十二月三日、静岡市の静岡クーポール会館で開催された。
近年の木材の需要動向は、乾燥や強度など木材の品質に対する要求が大きく変化してきているが、ニーズへの対応の遅れなどもあって地域材の需要は低迷を続けている。
こうした中、県は木材の品質向上をめざし「しずおか優良木材認証制度」を創設するなど、木材業界の構造改革を喚起する方策が講じられてきている。
今回の組合設立は、零細性が強い木材事業
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▲木材乾燥施設などの建設計画が
承認された同組合の創立総会。
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者・森林事業者の構造改革の一環として行われたもので、新設機械の導入などを予定し同認証制度の基準を満たすための木材乾燥や木材加工事業などを推し進める。同組合には、静岡県森林組合連合会や静岡製材協同組合、静岡木材協同組合など九団体が加盟する。
平成十七・十八年度事業として木材乾燥施設や仕上げ加工施設などを導入するほか、製品保管施設などを建設。投資額はおよそ四億一千万円を予定している。
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