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住 所:〒420−0853
静岡市葵区追手町45−9
(追手町ビル4階)
理事長:橋本 芳朗
組合員:7名
出資金:26,600千円
TEL:054−273−3732
FAX:054−273−3734
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静岡ツキ板協同組合
展示大会の開催が
組合員の経営の軸
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▲51種類の樹木から加工されたツキ板
1100点が並んだ展示大会
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全国優良ツキ板展示大会
二月二二日から二四日までの三日間「第二七回全国優良ツキ板展示大会」(全国天然木化粧合単板工業協同組合連合会主催)が静岡の地で初めて開催された。
ツキ板(単板)は、樹齢二百年以上の選りすぐりの銘木を吟味しペーパー状にスライスしたインテリア表面化粧材。このツキ板をラワン合板などに貼り付け、銘木の表面積を数十倍に広げる事を考案してできたのが天然木化粧合板。
木目の美しさを最高度に表現する素材として建築内装、家具調度をはじめ自動車のダッシュボードなどに利用されている。
ツキ板の加工技術を競い合い、技術の向上、共同販売の促進を図る大会には、組合員七社を含む全国から二四社が出品。ホワイトオークやカバなど国内外の五一種類の樹木から加工された約千百点が展示され、展示即売と審査会が行われた。
ツインメッセ静岡の会場にはツキ板販売業者や住宅、家具部材のメーカーが訪れ、約三億八千万円を成約。成功裏に幕を閉じた。
年三回の展示会を開催
静岡は「ツキ板業」発祥の地といわれ家具業界とともに成長してきた。永年の任意団体「静岡ツキ板同友会」からの法人化は昭和六一年八月。静岡での展示会開催、原産地からの良質原木の購入を目的に組合活動をスタートした。
「静岡ツキ板展示大会」は設立と同時に開催。ただし七回目までは、駿河家具生産団体協議会の一員として家具、指物等と一緒に、小間の配分を受けて行っていた。
平成五年の第八回から単独開催。十四年の十七回まで年一回の開催。この間、ツキ板需要が家具メーカーから内装建材、ハウスメーカー、店舗等へ軸足が移り、少量分散型に変化。展示会の営業に占める比率も年々高まってきた。
そこで一大決心。橋本理事長は「顧客に内外の優良ツキ板を一斉に見てもらい、販売促進に最も効果があがる方策として、十五年度から展示会を年三回開催することを決断した」と語る。
さらに、これまで東京・名古屋・大阪の三大都市で交互に開催されてきた全国展示会を、十六年度から静岡と大阪が実行団体として隔年開催することも決定した。
静岡のツキ板生産量は現在、大阪・九州に次いで全国の約三割。
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