特 集 
 寄 稿 
 多士済済 
 視 点 
 ネットワーク 
 編集室便り 




設立二〇周年 拡張工事完成を祝う

(協)浜松技術工業団地


▲この3月に拡張工事を終了した浜松技術工業団地の全景。


▲式典で挨拶する金森理事長と組合の躍進を称える井上会長。
 北脇浜松市長には防災機器一式が贈られた。

 同組合は、三月三日、浜松市のホテルオークラアクトシティ浜松で組合設立二○周年と団地拡張事業の完成を祝う記念式典を開催した。当日は来賓や組合員、関係者など一八○人が出席し、新たな飛躍を誓った。
 挨拶にたった同組合の金森武夫理事長は、「この日を迎えることができ、最高の喜びを感じる。当初の高度化資金も無事償還を終え、新たな発展に向けたスタートを切ることができた。今後、『技術』の名に恥じないよう組合員一丸となって頑張りたい」と語った。
 拡張事業の建設委員長を務めた村松賢一理事は、平成九年に着手した事業の経過報告をした後、
「拡張事業は組合員だけの力では困難。行政や支援機関、関係各位のご支援のおかげだ。また、組合員を支えてくれた事務局長に感謝したい」と述べた。
 また、浜松市の北脇保之市長は、
「冷え込んだ景気の中、組合員の活力と勇気に敬意を表したい」と挨拶。中央会の井上会長は、
「組合は、組合・中小企業の模範として新しい方向性を示してくれた。その先進性に最大限の賛辞を送りたい」と称えた。
 同組合は、既存団地の隣接地に一万六千gの用地を取得。拡張地と既存団地を合わせた総事業費はおよそ百億円。うち、高度化資金四七億円を活用した。



中小企業静岡(2005年4月号No.617)