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東名高速浜松西インターの北側、浜松市和地地区に開発を進めてきた浜松西テクノ工業団地が完成。進出企業十三社で組織する浜松西テクノ（協）では、三月二一日、同市グランドホテル浜松で竣工祝賀会を開催した。
団地の広さは十八万六千平方㍍。九六万平方㍍の区画整理事業の区域内に工場と住宅が併存する形態で、進出した各組合員企業が環境協定を結んで騒音・排水の抑制に配慮するなど「自然環境対応型」の団地を目指した。二一世紀型工業団地のモデルケースとしても注目されている。
工場集団化の立地検討から十年、組合設立から三年ぶりの完成となるもので、同協組では、「異業種のメンバーが連携しながら、組合運営に、将来的には技術開発やオリジナル製品づくりにと、その可能性を広げていきたい」（小松清美理事長）としている。
なお、同工業団地への進出企業は次の通り。（進出順）
▽平岡ボデー（自動車部品製造）▽ミヤキ（アルミニウム表面加工）▽坂井鉄工所（自動車部品切削加工）▽中村金属興業（鉄鋼業）▽マーリス（運送業・倉庫業）▽オグス精機（農機具部品製造）▽小松螺子製作（自動車部品製造）▽高橋製作所（自動車部品製造）▽神谷理研（金属メッキ・樹脂加工）▽花川エネルギーセンター（ＬＰガス製造（充填）・配送）▽オオスミ金型（鋳造金型製造）▽新日本精機（ダイキャスト金型製造）▽神谷工業所（コンテナーバッグのメンテナンス）
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