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▽今月の特集は、昨年度の組合設立の概要について扱わせていただきました。タイトルにもしているように、特色のひとつに、企業組合の設立が増えていることがあげられます。
その内容や背景をみると、効率優先で人間が歯車化しがちな時代にあって、人とのつながりを大事にするこうした組織の良さが見直されているような気がします。
組合は組合員と組合員、業界、行政等を結ぶ橋の役割をしている、と以前この欄で書いたことがありましたが、さらに、組合制度が経済面だけでなく、人間の生き方にまで深く関わっている、と言ったら私の考え過ぎでしょうか。
▽表紙の街並は、昭和38年当時の静岡市七間町通りです。七間町は静岡市の中心に位置し、通りの先には、静岡県庁の姿がのぞいています。
そのシンボル的存在だったのが「地球ネオン」。地球儀上の国が色分けされて光り、完成当時、市民の目を見張らせました。某上司によると、「昔はよく、デートのまちあわせ場所にしていたなあ…」とのこと。
そのネオンは、もう無くなってしまいましたが、街には今も映画館やブティックなどの店が連なり、若者や家族連れを集め、にぎわいを見せています。 ［敏］
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中小企業静岡５月号（通巻５５８号）
発行人 井上光一
発行所 静岡県中小企業団体中央会
〒４２０−０８５３ 静岡市追手町４４−１
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