組合員は、20年ほど前から自動車の部品加工の受発注を通じ、様々なノウハウを共有してきた金属製品塗装やパイプ加工、自動車部品製造など、浜松市内の製造業4社。

組合名の「GTネットワーク」は、「グローバル・テクニカル（テクノロジー）・ネットワーク」の略称で、互いの技術を融合し、シナジー効果を高めるネットワークを構築したいとの思いを表す。

1台の自動車を構成する部品は約2万点にも及ぶが、原材料価格が高騰する中、品質を維持しながらいかに部品単価を抑えるかが、部品メーカーの信頼を勝ち取る上で、重要となる。

組合では四輪や二輪、バギー、さらにはコンプレッサーなどの部品加工を共同受注し、各社の技術的特性に応じ工程を分担。

一貫加工やリードタイム短縮などを通じ、受注機会の拡大やグローバル化に対応できる企業競争力を高めていく考えだ。

協同組合GTネットワーク
浜松市東区
堀内利次 理事長

最近、仕事をしていて感じることがあります。

それは、あらゆる場面での対応能力とそれに伴う迅速さです。

当然のことながら、経済や政治をはじめとして、今世の中はものすごいスピードで変化をし続けています。その変化に私たちは常に対応していかなければなりません。

今までは、こうしたことに対してのアクションが遅くてもある程度は対応できていました。

しかし、今現在は少しでも遅ければ私自身や会社そのものが取り残されてしまうのです。

こうした現状の中で、対応能力と迅速さは不可欠なものだと感じています。

では、どうすればよいのでしょうか？

私は、個々の知識や技術などの能力向上をはかり、受け身ではなく相手より一歩先を行くことが、必要ではないかと感じています。

静岡県清水青年中央会
理事 望月保宏