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編集室便り

わたくしごとで恐縮ですが、4月1日付けをもって異動となりました。通算7年。「中小企業静岡」の取材、編集、執筆を通じたくさんの自信と忘れえない思い出をえることができました。もちろん、失敗も数多く経験。羞恥や懺悔の念にかられた日々も少なくなかったことを告白します。

どのような組織であれ、責任ある地位につけばその名を汚すまいと悪戦苦闘するのが人間でありましょう。そして、それを正当に評価されてこそ、さらに頑張ろうと心新たにするのもまた人間でしょう。私にとっての7年間は、そうした人間模様の一端にふれた特別な歳月でした。経営も突き詰めれば人の業。そんな思いさえいたします。これからは、取材を通じて皆様からいただいた人間のパワーと可能性に感謝し、新天地の糧となるよう心新たに勝負したいと思います。

後任の編集スタッフとともに、今後とも本誌に対する一層のご声援をお願いいたします。(矢部)