静岡県中小企業団体中央会Shizuoka Prefectural Federation of Small Business Associations. |
昭和43年10月1日 |
CHUOKAI MONTHLY 2007 January No.638 平成19年誌上年賀交換【ハザードマップ】災害予測(防災、災害危険予測)地図理解率 20.3%(10.4%) 防災を目的に、災害に遭う地域を予測し表示した地図 「このハザードマップ(災害予測地図)は、過去の災害規模から、被害を予想」、「行政に対し、災害時に住民が円滑で迅速な避難ができるよう、ハザードマップ(防災地図)の作成を要請」 災害に遭う地域を予測した地図を指す場合は「災害予測地図」、住民向けに災害の危険のある地域情報に加え、避難場所や経路など防災情報を含む地図は、「防災地図」と言い換える。 【パブリックインボルブメント】住民(市民)参画理解率 3.3%(1.4%) 行政による計画の策定を、住民(市民)の参加を積極的に募って行うこと 「計画策定手続きとして、パブリックインボルブメント(住民参画)の仕組みの整備を行う」 「パブリックコメント」(住民(市民)に意見を求める制度)対して、「パブリックインボルブメント」は、住民(市民)に計画策定への参画を求めるもの。わが国では、道路や河川の周辺住民に参画を求める場合が多く、「住民参画」が分かりやすい。 【プライオリティー】優先順位、優先権、真っ先にすべきこと理解率 7.6%(2.5%) 他の物事よりも重要性が高いものとして、優先する度合い 「当事業のプライオリティー(優先順位)の見直しは避けられない」 「プライオリティーがある」など、「優先権」と言い換える方が適切になる場合がある。また、「真っ先にすべきこと」などと、説明を付けたりすることが望まれる場合もある。 【ポテンシャル】潜在能力、可能性、潜在力、潜在的理解率 21.1%(8.4%) 潜在的に持っている可能性としての力 「社員のポテンシャル(潜在能力)を最大限に発揮させる」 「開発(回復)ポテンシャル」など、将来的展望を表す複合語の場合には「可能性」、「ポテンシャルな」の形で用いられるときは、「潜在的な」と言い換えられる。 【モチベーション】動機付け、意欲、やる気、士気理解率 31.7%(12.3%) ものごとに取り組む意欲を内側から高める働きかけ 「努力するモチベーション(動機付け)は人により異なる」 意欲を高めるもととなる「動機付け」を意味する語だが、意欲そのものを指して用いられることもある。その場合は「意欲」「やる気」「士気」と言い換えることができる。 【ワンストップ】一か所、一か所集中、窓口一元化、総合窓口理解率 18.2%(12.3%) 複数の用事を一か所で済ませられること 「ワンストップ(一か所)であらゆる相談に応じることが利用者の利便性を増す」 「ワンストップ化」「ワンストップサービス」「ワンストップショッピング」など複合語で用いられることも多く、複合語の後半を省略する場合もある。文脈に応じ、「窓口一元化」「総合窓口」「総合店舗」などと使い分けるのも効果的。
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