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事務局 多士済々

県内最大級の工業団地
堅実さで組合運営支える

協同組合テクノランド細江
事務局長 池田昭美氏

県内屈指の工業団地、テクノランド細江。組合員数13社で、公園やグランド、テニスコートなどを含む面積は34ヘクタールと県内最大級を誇る。その事務局長に就任して6年半が経つ。商工中金の出身で、浜松支店を降り出しに津、佐世保、岐阜、東京押上支店をへて、12年4月に故郷へ戻った。その間、およそ30年。
「それぞれの土地で交流を深め、いい思い出も残せました」。中小企業の発展に役立ちたい。そんな思いで商工中金を迷わず選んだが、堅実な性格もあいまってそのモチベーションは団地組合に就職しても変わることがない。
「前任地の東京に比べ、すばらしい環境に心身ともに生き返った心地でした。ただ、組合員は優良企業ばかりで組合運営は軌道に乗っている。当初は、そんな組合に入って自分に何ができるのか不安もありましたよ(笑)」。
事務局長への就任は、高度化資金による組合員5社の工場増設直後ということもあり、不慣れな団地運営に加えその事務処理に苦慮することもあったはずだが、
「いや、それはなかったですね。そういうことよりも、これまで波乱なくこれた喜びの方が大きい。もっとも、今だから言えるのでしょうけど。あと、組合員から団地撤退の申し出があったときも、円滑に処理できてよかった」。
団地内には1500人の従業員がおり、ゴルフやボウリング、テニス、釣り、将棋、囲碁などの各種大会を開催。「参加者のはつらつとした笑顔を見るのも、事務局としての大きなやりがい」という。
職員協会西部支部では、役員として活躍。「親睦事業や情報交換でプラス思考へ気分転換できるのが職員協会のいいところです」。
休日は卓球やゴルフで汗を流す。今年からは鑑賞菊の栽培もはじめた。母校、浜商野球部の応援に駆けつける熱い心も持つ。