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●連携の成果と新たなヒントが…

 
「静岡県異業種連携フェア」を開催

                   
静岡県中小企業団体中央会



▲ 各ブースでは、熱が入った新技術や新商品のPRが展開された。また、出展者同志の交流も図られ、連携の輪は新たな広がりをみせた。



▲ 鈴木総業(株)中西副社長は、新開発商品を前にして、開発と事業化のプロセスを力説した。


 融合化組合や連携交流グループが開発した新製品・新技術を一堂に集めた「静岡県異業種連携フェア」(「’99はままつメッセ」と同時開催)が、二月十一日〜十三日にかけて、浜松市のアクトシティ・展示イベントホールで行われた。


▲ 商談も積極的に行われ、次のステップに期待がかかる。



 各ブースでは独自の先端技術をアピール。早速商談を始めたり、商品技術の説明に聞き入ったりする姿が目立った。
 展示品も特殊切削加工から環境や福祉に係るものまで幅広く、連携による発想の柔軟さと技術の底辺の広さを窺わせた。
 場内には、県外の融合化組合・異業種連携グループ、大学の研究センターからの展示参加もあり、企業を含め計一〇八団体、うち中央会関連からは二二団体が参加した。また、研究活動事例に関する講演会、全国の研究グループとの交流会なども併行して開催された。
 その一つ、鈴木総業(株)中西副社長を迎えて行った講演会では、氏が開発にあたった「曲面印刷」と衝撃吸収材「アルファゲル」についてその発想から事業化までのプロセスを解説。新商品の紹介も行い、出席者の強い関心を集めていた。


中小企業静岡(1999年 3月号 No.544)