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平成11年度
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第44回
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「流れる汗は心地よい
にはほど遠く…」

(協)環境デザインボックス
寺田 幾夫

 気が付けば50を過ぎた身体は、腰痛や記憶力の低下、スタミナ不足にあえいでいます。
 過日、自宅近くにスポーツクラブができ、このままではならじと妻や娘の勧めもあり(オープン記念で入会金無料も魅力で)さっそくメンバー登録することにしました。「取り敢えず支度だ」と近所のディスカウントショップで必要品を買い求め、勇躍いい汗を流そうと張り切ったまでは良かったのですが、翌日以後は節々の痛さに閉口しました。「だんだんの理」トレーナー嬢いわくをこの身をもって痛切に教えられました。
 スタローンやシュワちゃんは横に置くとしても、まずは衰え切った体力を回復させることを目標に、時間を割いて週2回程度のクラブ通いを楽しんでいます。
 秋口、ベルトの穴1つでも縮まればいいのですが…。


「”個”の魅力、
”集”の魅力」

中央会指導課
       深井 利治

 商業の歴史は、市(イチ)、門前、駅等を拠点に発生してきたといわれている。それは、人が自然に集まり、物を並べれば売れる売場発想の商法である。しかし、最近の物余りの時代にあっては、個店の魅力がなければ物が売れない、人が集まらなくなっている。
 最近、商店街の空洞化、衰退が叫ばれているが魅力ある個店がいくつあるだろうか。個店は、売場発想から買い場発想への転換がされているのか疑問である。
 買いたい物・欲しい物がその店にあるかが、個店の魅力を引き出す。店の善し悪しは、顧客が決定するのである。流通業の一翼を担う魅力ある個店の集積こそが今、商業界に求められている。
 静岡県内にも高齢者の商店街、若者の商店街、ファミリ−の商店街があってもよいのでは。


中小企業静岡(1998年 9月号 No.538)