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ビジネスレポート

親組合が半世紀、組合青年部も40年の節目迎える

沼津鉄工機械工業協同組合

組合を代表してあいさつに立つ厚見理事長。

沼津市とその近隣市町の機械金属関連業34社が加入する沼津鉄工機械工業協同組合(厚見行雄理事長)は、5月29日、沼津市のホテル沼津キャッスルで、組合創立50周年と同組合青年部の創立40周年を祝う記念式典を開催した。

式典には、組合員や青年部員をはじめ、中央会や商工中金、商工会議所ら合わせて80人が出席し、節目を祝った。

組合を代表して厚見理事長は、
「先人の創業精神に敬意を払うとともに、関係機関の長年にわたるご支援ご協力に対し、深く感謝申し上げたい。100年に1度の大不況といわれる今、協同組合は組合員に対し、何ができるのかが問われている。組合員間の連携をさらに強くし、創立時の原点に立ち戻り、この大波を乗り越えていこう」とあいさつした。

鈴木慎一青年部会長は、
「会員減少の悩みを抱える青年部が多い中、当青年部では昨年度も新規加入を得た。若者同士さらに絆を深め、助け合いながら、未来に向かって新たな第一歩を踏み出していきたい」と抱負を語った。

同組合は昭和34年の設立以来、教育情報事業や金融事業、共同購買事業を中心に活発に事業を展開。

沼津地域の鉄工機械業界の中核的団体として、地域経済を牽引している。

組合青年部は、若手経営者や後継者ら29人で組織。次代を担う経営者養成の場として、各種研修事業や交流事業を積極的に実施している。