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編集室便り

7月号恒例の「誌上暑中見舞交換」に多くのお申込みを頂き、ありがとうございました。

さて、今年の「暑中見舞交換」は静岡県の「道の駅」を特集した。平成5年に「富士」など全国103
ヵ所が一斉登録されて以来、その数は増え続け、現在900ヵ所。県内では19ヵ所が登録を受ける。

ひとくちに「道の駅」といっても、フェリーターミナル(「伊良湖クリスタルポルト」)を併設するもの、空港内に設置されているもの(「能登空港」)、さらに「伊東マリンタウン」や「川根温泉」のように新たな観光スポットとして、高い集客力を誇るところなど、その形態は実に多様だ。

観光客で賑わう華やかな「道の駅」がある一方、山あいに静かにたたずむ「駅」も多い。車のすれ違いも難しい山道を抜け、地のことばが飛び交う「道の駅」に、さりげなく置かれるその地ならではの産物。磨き方次第で光り輝く宝石の原石が眠っている、とは言い過ぎか。 (住川)