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新設組合・読者プラザ

新設組合紹介

共同保管庫を設置 物流コスト削減に取り組む

竜洋オートパーツ協同組合
磐田市
所洋史 理事長

我が国を代表する基幹産業のひとつ自動車業界を取り巻く環境は、原材料価格の高騰や円高の進行、個人消費の減退、さらにはガソリン価格上昇による「クルマ離れ」など逆風状態が深刻化している。とくに下請企業は、納期の短縮や更なるコストダウンの要請なども加わり、自助努力による対応は不可能に近い状態にある。

こうした中、新たな活路を見出すため、これら共通の課題を抱える事業者が団結、設立したのが当組合だ。組合員5社はいずれも、浜松市に本社を置く大手自動車メーカーの系列企業。

組合では、合成樹脂など全組合員に共通する資材の共同購入を通じ、大幅な仕入コスト削減を図るとともに、その保管庫を組合で設置。物流コストの低減にも効果を発揮させる考えだ。

さらに、コスト管理や5Sなどに関する研修会を実施し、経営意識や企業力の向上にも力を注いでいく。


読者プラザ

正義ある商売とは

静岡県中部青年中央会
理事 中村祐

「分かりやすい世の中になってきた」と最近思う。それは、当たり前の商売=「正義ある商売」をしないと、売上は落ちるということだ。

食品加工業界に代表される不正行為などをメディアで見るに付け、企業経営者達が反省の弁を画面の向こう側で述べている。消費者としては「反省するくらいなら、正義の無い商売を最初からやるなよ!」という当たり前の感想に至る。

「正義ある商売」とは何ぞや?どんな仕組みを持てば、正義ある商売を続けられるのか?世の人に愛される企業であり続けられるのか?答えは簡単である。「自分の子供に言い訳できない仕事は、するな!」である。

内部統制やSOX法など大人を基準にした、企業のあるべき姿=正義ある企業の仕組みを推奨する前に、今、自分の企業がしている事が、子供達に胸を張って言えるか?言えないか?から始めてみてはどうだろうか?答えは、そこにある。