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聖徳太子をまつる「太子講」開催

静岡大工建築業協同組合


▲ 太子講では組合功労者に
 感謝状や記念品が贈られた。

 同組合は一月十六日、静岡市のクーポール会館で「太子講」を開催した。
 太子講は、仏教の信仰と併せて建築や彫刻文化の著しい興隆に導いた聖徳太子を偲び奉ろうというもので、毎年一月と七月の二回、組合の恒例行事として行われている。当日は、組合の総代や青年部、来賓など合わせて五五人が出席した。
 同組合の長田喜一理事長が、太子の姿を描いた掛け図を前に組合員を代表して拝礼。静岡市の柱百本運動の事業継続を報告し、「組合員がいっそうの団結をはかり業界振興、技能継承に尽力していこう」と挨拶した。
 その後、十一人の組合功労者に対し、感謝状と記念品が贈られた。
 来賓の天野一県議会議員は、
「憲法の基本的人権でいう福祉とは、安全で安心な住宅の上に成り立つ。その住いを造るプロ集団が大工組合である。今回の耐震偽装問題を機に、そのことをもっと強くPRする必要がある。これからも誇りをもって、本物の家造りに取り組んで欲しい」とエールを送った。




中小企業静岡(2006年2月号No.627)