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ユーカリ材で新公園プロデュース

エコウッド景観協同組合


▲同組合がプロデュースに参画した静岡市の下河原南公園。
 安らぎのデザインとユーカリ材の耐久性などがウリだ。


▲オープニングイベントでは
 地元ちびっ子たちのアトラクションも披露された。
 同組合がユーカリ系木製品「エコウッド」などでプロデュースを手がけた静岡市の下河原南公園が完成し、七月十六日から二日間にわたり、同公園でオープニングイベントが開催された。
 同公園は丸子川と徳州会病院の間にあり、長方形の地形で面積はおよそ七千g。遊具やベンチなどの木製設備や植栽には、一般的木材と比べ数倍の強度と高い耐久性をもつオーストラリア産の優良ユーカリ材を使用した点が特徴だ。
 初日のオープニングセレモニーでは、区画整理事業にあたった下河原南土地整理組合の鷲巣道晴理事長が「ワークショップを組織し、地元主導による提案型の公園をめざし、次世代に誇れる立派な公園ができた」とあいさつ。ついで、地元行政やオーストラリア州政府駐日代表らが祝辞をのべた。   
 その後、子供たちのバンド演奏やダンスなどのアトラクションが披露されたほか、大道芸やステージショー、露天などでオープニングイベントを盛り上げた。
 同組合の倉田昭理事長は、
「地域住民はじめ病院患者などにも安らぎを与える景観デザインに加え、耐久性・リサイクル性に優れるエコウッドの経済性が高く評価された」とのべた。



中小企業静岡(2005年9月号No.622)