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 編集室便り 



「そば打ち」をライフワークに

東芝機械協力協同組合
事務局長 相川 洋之

 8月下旬になると今年も畑に蕎麦をまく時期がきました。11月中旬に収穫し石臼で挽き、そのそば粉を打ち、おいしい新そばを食べる(挽きたて、打ちたて、茹でたて「三たて」)ことを楽しみにしています。
 そば打ちを始めたのは20年前に以前勤めていた会社で、そば好きな仲間が集まり毎月1、2度仕事が終わってからそば打ち、日本酒を飲みながら蕎麦談義を楽しんできました。今は、仲間も定年退職し時々集まりそば打ちをしています。私も最近ではボランティア活動として施設を訪問したり、町内のお祭り等で年間十数回そばを味わってもらっています。
 そば打ちから、その道具にも凝るようになり、そば猪口、ざる、湯桶など楽しみは広がっています。これからも色々な方にそば打ちを披露したり、賞味してもらおうと思っています。



中小葬儀業など5社で設立
葬儀会館建設で受注拡大めざす

静岡葬祭業協同組合
静岡市葵区岳美 組合員数 5
理事長 杉山 和義

 静岡市で葬儀業や食料品小売業をおこなう中小企業者5社により今年4月に設立された。
 組合事業は葬儀会館の設置・運営、葬儀や法事の受注あっせんなどを行う。静岡市清水区草ヶ谷におよそ490Gの土地を賃借し、鉄骨2階建、建坪600Gの葬儀会館建設を計画。大ホールや霊安室、配膳室、控室などを備え、会場隣接地の借地などと合わせ55台の駐車場を確保した。
 着工はこの9月で、完成は来年の1月を予定。総投資額は1億4千万円で、このうち8千万円は国・県の高度化資金を活用する。
 社会事情の変化から自宅葬儀は減少し、通夜から葬儀まで一貫して行う葬儀会館の需要は年々高まりを見せている。こうした中、施設を持たない中小事業者は商機を逸するケースも出ており、会館建設により受注機会の拡大を図ると共に葬儀関連資材の共同購入で経営合理化をめざす。



中小企業静岡(2005年9月号No.622)