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ゆかたまつりで華やかな新作

浜松ゆかたまつり実行委員会


▲会場には県内高校生の入賞作品なども展示された。

 浜松の新作ゆかたを展示発表する「2005浜松ゆかたまつり」が七月二日、三日の両日、JR浜松駅前のフォルテで開催された。
 彩り華やかな新作ゆかたが展示されたほか、「注染そめ」の実演や園児による歌やパフォーマンス、新作ゆかた競技会などさまざまなイベントが行われ、市民を楽しませた。
 初日のオープニングでは、社団法人静岡県繊維協会の高林義和会長、浜松市の北脇保之市長が挨拶した後県商工労働部地域産業室の鈴木妙子室長が祝辞をのべた。
 二日目は、新作ゆかた競技会の審査が行われ、関東経済産業局長賞に丸源、県知事賞に榎本、浜松市長賞に白井商事、中央会会長賞に氏原、藤桂商店榎本など優秀作品二○点が選ばれた。
 また、県内の高校生などから千七百件の募集があった「ゆかた柄デザイン画コンクール」では、県立伊東高校の平田弥生さんが最高位の県知事賞を受賞した。
 新作ゆかた協議会表彰式で、県地域産業室の川島悟専門監は、
「浜松の注染は県が指定する優れた伝統工芸品で、景気が低迷する中、生活に豊かさと潤いをもたらしている。協議会を重ねていくことで、より浜松ゆかたが発展していくことを期待したい」とのべた。



中小企業静岡(2005年9月号No.622)