特 集 
 準特集 
 「くみあい百景」 
 編集室便り 



特集 〜改正のゆくえと中小企業への影響〜




見直しの方向性

○会社法全体をゼロベースで見直し、全面的に見直し。
■ 機関設計の柔軟化
■ 株式会社法制と有限会社法制を新しい「株式会社」法制に統合
■ 会計参与制度の導入
■ 株式会社に係る各種規定の見直し
 (自己株式の授権決議を定時総会以外でも可能とする、等)
○ひらがな口語体表記に改め、分かりやすい条文構成を目指す。

知っておきたい改正のポイント

Point 1・有限会社法制と株式会社法制の統合

現行制度

(1)株式会社は、公開・大企業を想定した各種の厳格な規制を伴う会社類型。
(2)有限会社は、非公開・中小企業を想定した簡易な規制の会社類型。
(3)社員の責任が有限(出資の範囲内)である点で株式会社と有限会社は共通。



中小企業静岡(2004年10月号No.611)