ネットサーフィング
富士の叫び
フラッシュ
特集
INFOMATION
Q&A
ネットワーク
東西見聞録
くみあい百景
ワンポイント
読者プラザ
編集室だより












▲3月27日オープンした
「道の駅・朝霧高原」

道の駅で特産品を開発・研究

(協)富士山特産品振興会

 国道一三九号線。オープンして間もない「道の駅・朝霧高原」。
 この特産品コーナーでは、朝霧高原の牛乳を使ったアイスクリーム、ハム・ソーセージなど地場産品を販売しているが、(協)富士山特産品振興会(富士宮市・組合員四三名)では、この場を活用し、商品の開発・研究に取り組んでいる。
 本組合では、すでに特産品販売所″ここづらよ″を富士宮浅間大社前にオープンするなどの実績を上げているが、昨年度から「道の駅設置計画に則した特産品の開発・PR」を検討。本年度はさらに独自のパッケージや統一ネーミングを策定して試販する計画で新たなる特産品の開発に意欲をみせている。





▲岳南第一製紙(協)の
PS共同処理工場

PS関連の特許を取得

岳南第一製紙(協)

 岳南第一製紙(協)が特許出願していたペーパースラッジ(以下PS)に関する「焼成カーボン及び溶鋼用保温酸化防止材の生成方法」が特許登録された。(登録番号 特許第三〇〇九六一〇号)
 今回登録された特許技術は、PSから有用な焼成カーボンを効率的に生成する装置で、古紙再生施設から排出されたPSを加熱炉内で、乾燥及び酸素抑制燃焼ゾーンにおいて特許登録の処理条件を保持することにより焼成カーボンを熟成させることを特徴とする方法。最終製品としてのペレットは、製鉄工場で溶融金属の表面保温材等として使用され、鉄の品質改善に役立つ。
 同組合は、昭和四八年にPS処理を目的に富士市内の製紙メーカー十三社で発足。排出する焼却灰の有効活用の研究を重ね、すでに土壌改良材や鉄製造工程で溶鉄の温度調整不純ガス抜き取りなどに有効なホーミング材の開発に成功し、商品化してきた。 

■問合わせ 岳南第一製紙(協)
TEL:〇五四五‐七一‐六四四一


中小企業静岡(2000年 5月号 No.558)