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編集室便り

“ゴム”へのこだわりとその可能性を追求し、新感覚のオリジナル商品を次々と生み出すのが、今月の「革新企業」で取材した(株)ゴムQ。

鈴木利明社長は、巨人軍で活躍する谷選手と実業団で同期生だったというスポーツマン。

その鈴木社長が率先して取り組むのが、事大主義に陥らない気風づくりだ。

「たとえば“A”と“B”のどちらかを商品化したいとき、従業員が『本当は“A”にしたいけど、社長が“B”と言うから』という雰囲気は絶対につくりたくない。そのためには、普段から立場にとらわれず闊達に意見を言える土壌がなければダメ」と力を込める。

「モノが売れない時代を生き残るためには、企画力が絶対に必要。それは取りも直さず“人”」。プロ野球選手になる夢は果たせなかったが、社員という“チームメイト”とともに、新たな夢を目指す若き社長は“ゴム”のように柔軟だ。(住川)