徳田みつ子さん

静岡室内装備畳協同組合
(静岡市葵区）

前事務長の急逝で理事長に請われ、昨年4月、専業主婦から組合職員に。

「実家が畳屋で組合員。理事長は小さい頃からよく存じていましたし、畳に囲まれて育ったので、実家に帰ってきたみたい」とすぐに溶け込んだ。

組合事業の大きな柱は、公営住宅の畳替え。施工先の鍵の受け渡しや資材を取りにくる組合員などで事務局には人足が絶えない。

「明るく、ハキハキと応対することで、気持ちよく事務所に足を運んで頂ければ」としっかり役どころを心得る。

「なかなか時間がないので月に一冊くらいかな」という読書は、“カラマーゾフの兄弟”を読み終わり、次は“源氏物語”という古典ファンだ。

「“星の王子様”を読んで、本当に大切なものは目に見えない、ということを改めて感じました。読書から得るものは大きですね」と目を輝かせ魅力を語る。