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新設組合・読者プラザ

新設組合紹介

旧静岡市で34年ぶり 工業団地建設へ

旧静岡市として34年ぶりの工業団地建設がこの6月、着工された。

組合員は印刷業、ダンボール製造、内装工事業など静岡市の5社。景気回復により各社の需要は増加傾向にある一方で売上競争は激化するなか、工場狭隘化や住工混在の解消をはかり経営革新に向けた経営基盤の強化をめざす。

建設予定地は、葵区新間の市街化調整区域で面積はおよそ48,000平方メートルで、土地、建物、機械設備などの総工費は44億円を予定する。

資金は金利0.95%で3年据置、20年返済の高度化資金18億円を活用。また、商工中金などから17億円の協調融資を得る。

同組合の杉本悦朗理事長は、「来年3月には全社の移転が完了する。共同給水や福利厚生事業のほか共同購入、産業廃棄物処理委託事業など、集団化のメリットを追及していきたい」と語った。

アオイ・テクノパーク
協同組合
静岡市 組合員数5人
理事長 杉本悦朗

読者プラザ

農村に新しい風を 「一社一村しずおか運動」

静岡県では、農村集落と企業とが、それぞれが持つ資源、人材、ネットワーク等を生かした協働活動を実施する「一社一村しずおか運動」に着手しました。

CSR(企業の社会的責任)への関心が高まる中、農村地域で森林保全活動に取り組んでいる企業も増えていますが、この運動は企業からの一方的な支援ではなく、そして一過性のイベントとして行うのではなく、互いにメリットが得られる「企業と農村の共生関係を構築していく」ことが特徴です。

また、運動を進めていく上で農村・企業それぞれの情報を提供するコーディネーターも非常に重要になってきます。このコーディネーターが行政の役割であり、企業と農業の新たな協力関係の構築を支援していくため、職員一丸となって力を尽くしていきます。

静岡県農業水産部
農山村振興室
技師 堀切川貴代