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レディース中央会通信

地産地消活動の講演会に参加して

伊東商業(協)
副理事長 森下巳代子

差別化・個性化・オンリーワンなど商売する上で言い尽くされているコトバをいかに具現化し行動に移すことだと思っている私は、大変な関心をもって参加いたしました。各々の置かれている環境は異なっていても"考えの根幹"は全てに共通するものであり、大変参考になるメッセージを頂戴いたしました。以下に感想を記すと―

舘山寺にこの活動が根付いた要因として、やらまいか文化の土地柄の特性・観光特区指定の支援をする大手企業の存在、加えてその遠鉄の社長交代での人との出逢いがあり、皆で舘山寺の地域を売って商売をしようというこの意識が一つの事に向かっていく大きなエネルギーになっています。

浜松(舘山寺)=うなぎの知名度に加えて、同格の天然とらふぐ、鱧とつなげる工夫をし年間通して地域を売れる商材をもって舘山寺を常にお客様にアピールし続ける一過性でない誘客事業の実施。併せて、食材を使用する施設に迷惑をかけない量を確保する努力を重ねたことがこの事業の成功の源と感じました。事業自体も消費する立場が設立した組合であるため、活動するとき消費者側の考えで動ける強みがあると話されていた。苦しいとき、先を見ながら勉強をし、努力を重ねた結果三年でお客様から"浜松のブランド"として認められる信頼を得た当事業に敬意を表したい。次のステップのため、付随する産物の拡大を図るため、農家に働きかけネギ・柑橘系の生産も始まっている報告も受け、地域一体の事業として拡大浸透を図ることにより(地域に元気が出る)商品のより魅力づくりを続ける姿勢に学ぶこと大でありました。この努力が続く限り地域は元気がでること間違いないと思いました。

講演会終了後、レディース交流会の意義を考えると、参加者同士が交流する時間と内容の設定があると、より有意義であったとの感想も会員の中から聞こえてきました。私ども"伊東組"も浜松までの往復の時間を大切な交流の場とし、おしゃべりの花盛り、おいしい料理を頂きお土産も買い、楽しい時間を過ごし外気に触れた心地よい一日を終了。舘山寺の活動をこの伊東の地に活かすとしたら何ができるか、DUO(伊東商業協同組合・伊東ショッピングプラザ)花の会活動の栄養にしていきたい。


講演テーマ:「奮闘する我々の地産地消活動」
講師:遠州灘ふぐ調理用加工協同組合 理事長 新村 祥一氏