恭賀新春 
 多士済済 
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 視 点 
 編集室便り 



消費者の健康増進へ
新商品開発急ぐ

静岡牛乳協同組合
静岡市 組合員数 四人
副会長 
大庭 圭壹 氏

 新年明けましておめでとうございます。
役職員一同、心を一つにして頑張っています。
 当組合は平成10年、乳製品販売・製造業4社で設立いたしました。組合員の施設老朽化により工場新設への対応が迫られる中、国が進める「乳業再編整備対策事業」の支援を受け共同工場の建設に踏み切ったものです。組合事業は、生乳の共同加工のほか学校給食牛乳の共同販売、生乳・副資材の共同購入などを実施しています。
 生産開始時の処理規模は県内八番目でしたが、今では県内屈指の製造工場に成長したと自負しています。組合員数も増え、加工高は飛躍的に伸びてきましたが、酪農家の置かれている現状から、生乳の不足や価格高騰などの影響もあり、収益的には厳しい状況が続いています。
 今、食の安全・安心へのニーズは急速に高まりを見せています。今年は、品質・安全性のさらなる向上と新商品開発を急ぎ、消費者の健康増進に貢献してまいります。



中小企業静岡(2006年1月号No.626)